KY活動がマンネリ化してない?AIで危険予知を本気で効率化する方法
更新日: 2025年12月24日 | 読了時間: 約8分
正直、KY活動って形だけになってない?
「今日の危険は何かな〜」「墜落・転落に注意しましょう」「はい、ご安全に!」
毎朝このやり取りを繰り返してる現場、多いと思う。
KY活動(危険予知活動)は大事だってみんな分かってる。でも現実はどうか。朝の忙しい時間に、30分以上かけてKYボードを書いて、同じような危険を毎回挙げて、マンネリ化してる。
そして結局、「本当に今日起きそうな危険」は見落とされる。
2024年、建設業で218人が命を落とした
厚生労働省が2025年1月に発表した速報値によると、2024年の建設業における死亡者数は218人。前年比19人増だ。
事故の型別で見ると:
- 墜落・転落:173人
- 交通事故(道路):112人
- はさまれ・巻き込まれ:99人
休業4日以上の死傷者数は12,775人。つまり、毎日35人が建設現場でケガをしている計算になる。
KY活動やってるのに、なんでこんなに事故が起きるのか。
答えは簡単。形だけのKY活動には、事故を防ぐ力がないからだ。
KY活動の「本当の問題」はどこにある?
問題1:時間がかかりすぎる
まともにKY活動をやろうとすると、こうなる:
- 作業内容の確認:10分
- 危険の洗い出し:15分
- 対策の検討:15分
- KYボードの記入:20分
- 全員への周知:10分
合計70分。これを毎朝やるのは現実的じゃない。
結果、「時間がないから省略」になって、去年と同じ内容をコピペするだけの作業になる。
問題2:ベテラン頼みになっている
「この作業で起きそうな危険は?」と聞かれて、的確に答えられるのはベテランだけ。
30年の経験があれば「このケースは去年の○○現場であった事故と似てるな」と気づける。でも若手にはそれがない。
建災防の調査によると、建設業就業者の約35%が55歳以上。ベテランの大量退職が進む中、この「経験と勘」に頼った安全管理は限界がきている。
問題3:過去の事例が活かせていない
「前に似たような事故があったはず…」
でも、その情報がどこにあるか分からない。紙のファイルに埋もれてるか、前任者の頭の中にしかない。
過去の災害事例は宝の山なのに、検索できないから活用されない。毎回ゼロから危険予知をするハメになる。
AIが変える、KY活動の「中身」
じゃあ、どうすればいいのか。
答えの一つが、AIの活用だ。
鹿島建設が開発した「K-SAFE」というシステムがある。ニューラルオプトの調査によると、このシステムは10万件超の災害データをAIが自然言語解析し、作業内容に応じた類似事例を即座に提示してくれる。
導入後、ヒヤリハット報告が20%増加したという。危険に「気づける人」が増えた証拠だ。
ただ、K-SAFEは大手ゼネコン向け。中小の建設会社には手が出ない価格帯だ。
月額980円で使えるKYボード自動生成
そこで紹介したいのが、AnzenAI。
何ができるかというと:
14,817件の災害事例データベース
過去の労働災害事例をAIが学習している。作業内容を入力するだけで、「類似の事故事例」と「そこから導かれる危険予知ポイント」を自動で提案してくれる。
例えば「鉄骨建方作業」と入力すると:
- 類似事故事例:3件表示
- 予測される危険:墜落・転落、飛来落下、挟まれ
- 推奨される対策:親綱設置、立入禁止区画、合図者配置
ベテラン30年の経験値を、AIが3分で再現する。
KYボードを3分で自動生成
従来のフロー:
作業確認(10分)→ 危険洗い出し(15分)→ 対策検討(15分)→ 記入(20分) = 合計60分
AnzenAI導入後:
作業内容入力(1分)→ AI提案確認(1分)→ 調整・確定(1分) = 合計3分
2時間かかっていた作業が3分。これは極端な例じゃなく、実際に導入企業から聞いている数字だ。
価格は月額980円から
無料版もある。月3回までのKYボード生成が可能だ。
プレミアム版は月額980円。無制限でKYボード生成、リスクアセスメント作成、PDF出力ができる。
年間11,760円。コーヒー3杯分で、毎日の安全書類作成が劇的に楽になる。
ROI試算:ぶっちゃけ元取れるの?
現場監督5人の会社で計算してみる。
前提:
- 1日1件のKYボード作成
- 従来の作成時間:1時間/件
- AnzenAI導入後:5分/件
- 人件費:時給3,000円
月間効果:
- 時間削減:55分 × 20日 × 5人 = 91.7時間
- コスト削減:91.7時間 × 3,000円 = 27.5万円
- AnzenAI費用:980円 × 5人 = 4,900円
- 純効果:約27万円/月
ROI = 27万円 ÷ 4,900円 = 約55倍
初月から確実にプラスになる計算だ。
KY活動を「意味のあるもの」に変える
XC-TIMESの記事にもあるように、KY活動の本当の意味は「危険をゼロにすること」じゃない。
危険を見つける力を育て、行動に反映できる現場をつくることだ。
AIは「考える代わり」じゃなくて、「考えるきっかけ」を与えてくれるツール。14,817件のデータベースが「こういう危険、見落としてませんか?」と問いかけてくれる。
形骸化したKY活動を、本気の安全管理に変えたいなら、まずは無料で試してみてほしい。
まとめ
- 2024年の建設業死亡者数は218人(前年比19人増)
- KY活動のマンネリ化が、危険の見落としにつながっている
- AI活用で「ベテランの経験」を誰でも活用可能に
- AnzenAIなら月額980円で、KYボード作成が3分に短縮
- ROIは初月から55倍のプラス効果
「うちはまだ大丈夫」と思ってる現場ほど、次の事故が起きやすい。KY活動の質を上げることが、結局は一番のコスト削減になる。