AI議事録アプリ比較2026|サブスクなしで使えるのはどれ?
2026年最新のAI議事録アプリ7選を徹底比較。料金・機能・対応言語を一覧表で整理し、サブスクなし・従量課金で使えるアプリも詳しく解説。月3回しか使わないなら答えは明確だ。
「議事録アプリ、多すぎて何を選べばいいかわからない」——そう感じているのはあなただけではない。2026年現在、AI文字起こしツールは乱立状態で、料金体系も機能もバラバラだ。この記事では7つのアプリを実際の料金・機能・用途別に整理し、特に「サブスクを契約したくない」というニーズに正直に答える。
AI議事録アプリとは?2026年の選択肢を整理する
AI議事録アプリとは、会議・商談・インタビューなどの音声をAIが自動でテキスト化し、要約・議事録形式に整形するツールの総称だ。2026年現在、市場の選択肢は大きく4つのカテゴリに分かれる。
| カテゴリ | 特徴 | 代表例 |
|---|---|---|
| サブスク型 | 月額固定料金。ヘビーユーザーほど有利 | Notta、AI GIJIROKU |
| 従量課金型 | 使った分だけ払う。低頻度利用者に有利 | MinuteKeep |
| 完全無料型 | 機能制限あり。個人・試し使いに向く | LINE WORKS AiNote(無料枠)、Group Transcribe |
| プラットフォーム付属型 | OSやサービスに組み込み。別途契約不要 | iOS標準機能(ボイスメモ)、Otter.ai(Zoom連携) |
どのカテゴリが自分に合うかは、「月に何回会議があるか」「要約やフォーマット変換が必要か」「チームで共有するか」によって変わる。以下で各アプリを具体的に見ていく。
AI議事録アプリ7選を徹底比較
1. Notta(ノッタ)
料金: 無料プラン(月120分・1回3分まで)/ プレミアム年払い月額換算¥1,185〜 / ビジネス月額換算¥2,508〜
Nottaは現在、日本で最も認知度の高いAI文字起こしサービスの一つだ。日本語・英語を含む多言語に対応し、ブラウザ・スマホアプリ・デスクトップと幅広いプラットフォームで使える。Zoom・Teams・Google Meetとの連携録音機能も持つ。
メリット
- 対応言語が豊富(50言語以上)
- ウェブ会議との連携が充実
- 無料プランで機能を試せる
デメリット
- 無料プランは1回3分制限があり実務では使いにくい
- 月額¥1,185(年払い)から本格利用になるため、月数回の利用だとコスト効率が悪い
- AI要約の品質はフォーマット選択の柔軟性が限定的
向いているユーザー: 毎週複数回の会議があり、ウェブ会議ツールとの連携を重視するチーム
2. Otter.ai
料金: 無料(月300分・1会議30分上限)/ Pro 月額$8.33〜(年払い)/ Business 月額$20〜(年払い)
米国発のOtter.aiは英語特化のサービスとして長年トップに君臨してきた。2026年3月より日本語対応を開始したとの情報があるが、日本語の精度は英語と比較してまだ差がある。Zoom・Teams・Google Meetへのボット参加型で、会議に自動参加して録音・文字起こしを行う。
メリット
- 英語会議の文字起こし精度は業界最高水準の一つ
- リアルタイム文字起こしとチーム共有が強力
- Zoom連携がシームレス
デメリット
- ボットが会議に参加するため、参加者への告知が必要(心理的ハードル)
- 日本語精度はまだ発展途上
- 料金はドル建て(為替リスクあり)
- iOSアプリ単体での録音機能は限定的
向いているユーザー: 英語でのグローバル会議が多いチーム・外資系企業
3. LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note)
料金: 無料プラン(月300分)/ ソロプラン 年払い月額換算¥1,440(月払い¥1,600)/ チームプラン 年払い月額換算¥19,800〜
もともとLINEのCLOVA Noteとして知られていたサービスが、2025年7月のCLOVA Note終了を経てLINE WORKS AiNoteとして正式版にリニューアルした。無料プランで月5時間まで使える点は今も変わらないが、AI要約機能は有料プランのみとなった。
メリット
- 無料プランが月300分(5時間)と比較的充実
- 日本語認識精度が高水準(文字正解率90.8%と公表)
- 話者分離機能が標準搭載
デメリット
- AI要約は無料プランでは使えない
- チームプランは月¥19,800〜と法人向け価格帯
- 個人向けソロプランは¥1,440/月でも月600分(10時間)上限あり
向いているユーザー: 月5時間以内でよく、要約不要なライトユーザー、または日本語特化でチーム利用したい法人
4. Group Transcribe(Microsoft)
料金: 完全無料
Microsoftが提供するiOS向け無料アプリで、複数人の対面会議をリアルタイムで文字起こしするユニークなツールだ。参加者それぞれがスマホにアプリを入れ、QRコードやBluetoothで接続して会議に参加する形式で、話者ごとに発言を分けて記録できる。音声はサーバーに保存されない点も特徴だ。
メリット
- 完全無料
- プライバシー重視(音声の外部保存なし)
- 80以上の言語・方言に対応
デメリット
- AI要約機能がない(文字起こしのみ)
- 全員がアプリをインストールする必要がある
- 事後に音声ファイルをアップロードして処理する機能はない
- 議事録フォーマットへの整形は手動
向いているユーザー: 対面の少人数ミーティングでリアルタイム文字起こしだけ欲しい人、コストゼロが絶対条件の人
5. Whisper Transcription(Good Snooze)
料金: Pro買い切り $6.99〜$29.99 / Pro Lifetime $99.99 / サブスクプランあり($5.99/週〜$89.99/年)
MacWhisperで知られるGood Snoozeが2025年にリリースしたiOS版アプリ。OpenAIのWhisperモデルをAPIで利用し、音声ファイルの文字起こしに特化している。サーバーの中間業者なしで直接OpenAI APIを呼ぶ設計のため、透明性が高い。
メリット
- Whisperモデルを直接利用した高精度な文字起こし
- 買い切り選択肢があり長期コストを抑えやすい
- オフライン文字起こし対応モデルも存在
デメリット
- AI要約・議事録フォーマット整形は機能が限定的
- UIは英語向けで設計されており日本語ユーザーには使いにくい部分もある
- サポートは英語中心
向いているユーザー: 文字起こし精度を最優先したい技術者・英語環境ユーザー
6. AI GIJIROKU(オルツ)
料金: 無料プラン(フリー枠あり)/ パーソナルプラン 月額¥1,500(100分まで)/ チームプラン 月額¥29,800(1,000分)/ ビジネスプラン 月額¥200,000(10,000分)
株式会社オルツが提供する日本製の法人向けAI議事録ツール。音声認識精度99.8%を謳い、30か国語の自動翻訳機能を持つ。Zoomとのリアルタイム連携が強みで、チーム管理機能も充実している。
メリット
- 日本製で日本語サポートが手厚い
- 音声認識精度が高水準
- 30か国語翻訳対応
- 法人向け機能(管理者コントロール、アクセス制御)が充実
デメリット
- パーソナルプランは¥1,500/月で100分しか使えず割高
- 個人・フリーランスにはコスト面でハードルが高い
- iOSアプリ単独での操作よりZoom連携前提の設計
向いているユーザー: 多言語・グローバル対応が必要な中〜大企業の法人利用
7. MinuteKeep
料金: 30分無料 / 2時間¥150 / 7時間¥480 / 18時間¥1,000(時間は無期限有効、サブスクなし)
iOS専用の文字起こし&AI要約アプリ。OpenAI Whisperによる文字起こしとGPT-4.1による要約を組み合わせ、5つの要約フォーマット(議事録形式・スタンダード・箇条書き・アクション重視・ブリーフ)から用途に応じて選べる。カスタム辞書で固有名詞の誤変換を防げる機能も実務向けだ。
ボットが会議に参加しないため、外部参加者に無断録音を気づかれる心配がない。アカウント登録不要で、音声はサーバーに保存されない。9言語対応のUIと、英語・日本語・韓国語など混在した会議音声の文字起こしにも対応している。
メリット
- サブスクなし、購入した時間は無期限で使える
- 30分無料で機能をフルに試せる
- プライバシー重視(ボット不参加・アカウント不要・音声未保存)
- 5つの要約フォーマット + カスタム辞書が実務で役立つ
- 全ノートを横断検索するAIチャット機能(RAG)
デメリット
- iOS限定(Androidは非対応)
- リアルタイム文字起こしには非対応(録音完了後に処理)
- Zoom・Teams等のウェブ会議への自動連携機能はない
- ヘビーユーザー(月18時間以上)は他のサブスク型と比較要
向いているユーザー: 月数回の会議・商談録音が中心のフリーランスや社外活動が多いビジネスパーソン
比較表:料金・機能・対応言語を一覧で
| アプリ名 | 料金体系 | 月額目安 | 対応言語(文字起こし) | AI要約 | プライバシー | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Notta | フリーミアム+サブスク | ¥1,185〜 | 50言語以上 | あり | ○ | ウェブ会議連携・チーム |
| Otter.ai | フリーミアム+サブスク | $8.33〜 | 英語中心(日本語対応始動) | あり | ボット参加 | 英語会議・グローバルチーム |
| LINE WORKS AiNote | 無料+サブスク | 無料〜¥1,440 | 主に日本語 | 有料のみ | ○ | 日本語会議・法人 |
| Group Transcribe | 完全無料 | ¥0 | 80以上の言語 | なし | ○(音声未保存) | 対面会議・コスト優先 |
| Whisper Transcription | 買い切り+サブスク | 買い切り$6.99〜 | 多言語 | 限定的 | ○ | 文字起こし精度重視 |
| AI GIJIROKU | フリーミアム+サブスク | ¥1,500〜 | 30言語(翻訳含む) | あり | ○ | 法人・多言語翻訳 |
| MinuteKeep | 従量課金(時間無期限) | ¥0〜(使用量次第) | 9言語UI・多言語音声 | あり(5フォーマット) | ○(ボット不参加・音声未保存) | 低頻度利用・プライバシー重視 |
コスト比較:月3回 vs 毎日使う場合
「どのプランが得か」は使用頻度で劇的に変わる。具体的な数字で見てみよう。
ケース1:月3回・1回あたり1時間(合計3時間/月)
| アプリ | 月あたりコスト | 備考 |
|---|---|---|
| MinuteKeep | 約¥240 | 3時間分を7時間パック(¥480)から消化(実質¥240相当) |
| Notta(プレミアム年払い) | ¥1,185 | 月120分以上使うなら必須プラン |
| LINE WORKS AiNote(ソロ) | ¥1,440 | 600分/月の枠内 |
| AI GIJIROKU(パーソナル) | ¥1,500 | 100分上限→3時間には足りない |
| Group Transcribe | ¥0 | 要約なし・フォーマットは手動 |
月3回程度の会議録音なら、MinuteKeepの従量課金が圧倒的に有利だ。サブスク型の最安値でも月¥1,185かかるのに対し、MinuteKeepは実質¥100〜¥240の水準で収まる計算になる。
ケース2:毎日1回・平日20日・1回あたり1時間(合計20時間/月)
| アプリ | 月あたりコスト | 備考 |
|---|---|---|
| Notta(プレミアム年払い) | ¥1,185 | 月無制限の文字起こし時間 |
| LINE WORKS AiNote(ソロ) | ¥1,440 | 月10時間上限→20時間には足りない |
| AI GIJIROKU(チーム) | ¥29,800 | 月1,000分→約16.7時間 |
| MinuteKeep | 約¥1,100 | 18時間パック(¥1,000)+ 2時間パック(¥150)= ¥1,150 |
毎日使うヘビーユーザーでも、MinuteKeepは月¥1,150程度で収まる。Nottaの年払いプランとほぼ同水準だが、MinuteKeepは余った時間が翌月以降も使えるため、会議が少ない月はさらにコストが下がる。
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用途別おすすめアプリ
会議の頻度・言語・予算に応じて、最適なアプリは変わる。
会議頻度別
| 頻度 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 月1〜5回 | MinuteKeep | 従量課金でコスト最小化 |
| 月6〜15回(約10時間) | Notta または MinuteKeep | サブスク最安値 vs 従量課金が拮抗 |
| 毎日・チーム利用 | Notta Business / LINE WORKS AiNote | 管理機能・共有機能が充実 |
言語別
| 言語環境 | おすすめ |
|---|---|
| 日本語のみ | LINE WORKS AiNote / MinuteKeep |
| 英語のみ | Otter.ai / Whisper Transcription |
| 日英混在・多言語 | Notta / MinuteKeep / AI GIJIROKU |
予算別
| 予算 | おすすめ |
|---|---|
| ¥0(完全無料) | Group Transcribe / LINE WORKS AiNote(無料枠) |
| 月¥500以下 | MinuteKeep(低頻度なら実現可能) |
| 月¥1,000〜¥2,000 | Notta プレミアム / MinuteKeep |
| 月¥2,000以上・チーム | Notta Business / LINE WORKS AiNote チームプラン |
よくある質問
Q. AI文字起こしの精度はどのくらい?
精度は使用するモデルと言語によって大きく異なる。OpenAI Whisperモデルを使うアプリ(MinuteKeep、Whisper Transcription等)は日本語で実用的な精度を持ち、専門用語や固有名詞の誤変換が課題となる。MinuteKeepのようにカスタム辞書で補正できるアプリは実務精度が向上する。一般的に、静かな環境での日本語会議なら80〜95%程度の精度が期待できる。
Q. 無料で使えるAI議事録アプリはある?
存在する。LINE WORKS AiNote(月300分無料)とGroup Transcribe(完全無料)が代表格だ。ただし、LINE WORKS AiNoteの無料プランはAI要約機能を使えず、Group Transcribeは要約機能自体がない。「文字起こし+AI要約」を無料で試したいなら、MinuteKeepの初回30分無料が最も試しやすい。
Q. サブスクなしで使えるAI議事録アプリは?
MinuteKeepが該当する。購入した時間クレジット(2時間¥150〜)は無期限で使えるため、使わない月は費用が発生しない。Whisper Transcriptionも買い切りオプションがあるが、要約機能の充実度はMinuteKeepが優位だ。Group Transcribeは完全無料だが要約機能なし。
Q. 英語と日本語が混在する会議に対応したアプリは?
OpenAI Whisperベースのアプリは多言語混在の音声にも対応している。MinuteKeepはWhisperを使用しており、日英・日韓など混在した会議音声も処理できる。Nottaも多言語対応が強みで、言語の自動検出機能を持つ。AI GIJIROKUは30か国語の翻訳機能を持つが、個人向けコストが高い。
Q. ボットなしで使えるアプリは?
MinuteKeepとGroup Transcribeは会議に外部ボットを送り込まない。MinuteKeepはiPhoneで直接録音して処理するため、参加者に気づかれることなく使える。Otter.aiはボット参加型のため、会議ホストや参加者への告知が必要なケースがある。
まとめ
- 月数回の利用なら従量課金が有利: Nottaなどのサブスク最安値¥1,185/月に対し、MinuteKeepは月¥150〜¥480程度で収まる
- 完全無料を求めるなら: Group Transcribe(要約なし)かLINE WORKS AiNote無料枠(AI要約なし)
- 日本語特化・プライバシー重視: LINE WORKS AiNoteかMinuteKeepが向く
- 英語会議が中心: Otter.ai(ボット参加型)が精度面で強い
- 法人・チーム管理が必要: Notta BusinessかLINE WORKS AiNote チームプランか AI GIJIROKUを検討
- サブスクを避けたい個人・フリーランス: MinuteKeepが唯一、要約機能付きで従量課金を提供している
選び方の原則はシンプルだ。「月に何時間使うか」「要約機能が必要か」「チームで共有するか」の3点で8割が決まる。月5時間以下かつ要約が欲しいなら、2026年現在でMinuteKeepより安く使える選択肢は見当たらない。
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