現場コンパス

通勤時間を有効活用する方法|年間300時間を学びに変える

著者: GenbaCompass8
#通勤時間#有効活用#音声学習#ながら学習#スキルアップ

「通勤時間、もったいないな…」

毎朝満員電車に揺られながら、そう感じたことはないだろうか。

総務省統計局の調査によると、日本人の通勤時間は全国平均で往復1時間19分。首都圏になると、神奈川県で往復1時間45分、千葉県で1時間42分にもなる。

年間の出勤日数を約240日とすると、通勤時間は年間約300時間以上。これを「移動するだけの時間」で終わらせるのはもったいない。

この記事では、通勤時間を有効活用する具体的な方法と、続けるためのコツを紹介する。


通勤時間の実態

まず、日本の通勤時間の実態を確認しよう。

全国平均は往復1時間19分

総務省「令和3年社会生活基本調査」によると、通勤時間の全国平均は以下の通りだ。

項目 時間
全国平均(往復) 1時間19分
片道平均 39分
男性平均(往復) 1時間26分
女性平均(往復) 1時間7分

首都圏はさらに長い

都市部に住んでいると、通勤時間はさらに長くなる。

都道府県 往復通勤時間
神奈川県 1時間45分
千葉県 1時間42分
埼玉県 1時間36分
東京都 1時間34分

年間で計算すると

年間出勤日数を240日として計算してみよう。

  • 往復1時間19分の場合:年間約316時間
  • 往復1時間45分の場合:年間約420時間

これは1日8時間労働に換算すると、約40〜50日分に相当する。この時間を有効に使えれば、大きな差が生まれる。


通勤時間の活用が難しい理由

「活用したい」と思っても、実際には続かないことが多い。なぜだろうか。

満員電車では本が読めない

首都圏の通勤電車は混雑がひどい。本を開くスペースすらないことも珍しくない。

疲れている

朝は眠い、帰りは疲れている。集中力が続かず、すぐにスマホでSNSを眺めてしまう。

まとまった時間がない

乗り換えが多いと、集中できる時間が細切れになる。読書や動画視聴は中断されやすい。

何をやればいいか分からない

「学びたい」と思っても、具体的に何をすればいいか決まっていないと、結局何もしないまま終わる。


通勤時間を有効活用する5つの方法

通勤時間の制約を考慮した、実践的な活用方法を紹介する。

方法1:音声学習

通勤時間の活用で最も効果的なのが音声学習だ。

メリット

  • 満員電車でも可能
  • 画面を見なくていい
  • 歩きながらでも学べる

具体的なコンテンツ

  • ビジネス系Podcast
  • オーディオブック
  • 語学学習アプリ
  • ビジネス知識アプリ

音声なら、混雑した車内でも、両手がふさがっていても学習できる。

方法2:ニュースチェック

朝の通勤時間は、その日のニュースをチェックするのに最適だ。

効果的なやり方

  • 見出しだけでも目を通す
  • 自分の業界に関連するニュースを優先
  • 気になる記事は「後で読む」に保存

商談やミーティングで話題にできるネタをストックしておくと、コミュニケーションにも役立つ。

方法3:資格試験の勉強

通勤時間は、資格試験の勉強にも活用できる。

通勤向きの勉強法

  • 単語帳アプリで暗記
  • 過去問アプリで問題演習
  • 音声教材でインプット

1日30分でも、年間120時間以上の勉強時間を確保できる。

方法4:アイデア整理

朝の通勤時間は、その日のタスクを整理するのに最適だ。

具体的なやり方

  • 今日やるべきことをリストアップ
  • 優先順位を考える
  • 懸案事項への対応を考える

メモアプリに書き出しておけば、出社後すぐに仕事に取りかかれる。

方法5:短尺コンテンツの活用

まとまった時間が取れない場合は、短尺コンテンツが効果的だ。

短尺コンテンツの例

  • 1本5分以内の動画
  • 1回40秒程度の音声コンテンツ
  • 1問1分のクイズアプリ

細切れの時間でも、積み重なれば大きな学びになる。


続けるためのコツ

通勤時間の活用を習慣化するためのコツを紹介する。

コツ1:ハードルを下げる

「毎日1時間勉強する」より「1日10分だけ」の方が続く。

小さく始めて、習慣になってから時間を増やす。

コツ2:事前に準備する

電車に乗ってから「何をしようかな」と考えると、結局何もしないまま終わる。

前日の夜か、その日の朝に「今日は○○をやる」と決めておく。

コツ3:ながら学習を活用する

「音声を聴きながら歩く」「電車に乗りながらアプリで学ぶ」など、ながら学習なら負担なく続けられる。

コツ4:楽しめるコンテンツを選ぶ

「勉強しなきゃ」と義務感で続けると、長続きしない。

興味のあるテーマ、楽しめるコンテンツを選ぶことが継続のカギだ。


通勤学習におすすめのスタイル

通勤スタイル別に、おすすめの学習方法を紹介する。

電車通勤(混雑)

  • 音声学習がベスト
  • イヤホン必須
  • 短尺コンテンツを連続再生

電車通勤(座れる)

  • 読書やアプリ学習も可能
  • タブレットで動画視聴
  • ノートアプリでアイデア整理

バス通勤

  • 音声学習
  • 揺れが少なければ読書も可能
  • 短い乗車時間なら短尺コンテンツ

徒歩・自転車通勤

  • 音声学習のみ
  • 安全第一で、ながら聴き
  • 交通ルールは必ず守る

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まとめ

通勤時間は、使い方次第で年間300時間以上の学習時間に変わる。

通勤時間活用のポイント

  1. 音声学習を活用する(満員電車でも可能)
  2. 短尺コンテンツで細切れ時間を活かす
  3. 事前に「何をやるか」を決めておく
  4. 小さく始めて習慣化する
  5. 楽しめるコンテンツを選ぶ

年間効果の目安

  • 1日30分 × 240日 = 年間120時間
  • 1日1時間 × 240日 = 年間240時間

この時間を「ただの移動時間」で終わらせるか、「学びの時間」に変えるかは自分次第だ。

まずは明日の通勤から、1つだけ試してみてほしい。


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國分 良太

著者

國分 良太

制御設計エンジニア → AI・IoT・DX推進|東京の製造業メーカー開発部門

製造業の現場で設備設計・改善プロジェクト・品質向上施策に従事。なぜなぜ分析(RCA)やリスクアセスメントの実務経験をもとに、現場DXを支援するアプリケーションの開発と情報発信に取り組んでいます。

※ 本サイトは所属企業とは関係のない個人活動です。記載の見解は筆者個人のものです。